Global Career Guide
日本で転職活動をするときに、必ず必要になるのが履歴書です。履歴書はあなたのこれまでの経歴を表す名刺のような役割をします。基本的な書き方をしっかりと押さえましょう!
point 1 採用担当者の読みやすさを重視
手書き・PCどちらで作成しても問題ありませんが、シンプルで伝わりやすくしましょう。
point 2 フォントを統一
すべての文字は、日本で一般的なフォント(ゴシック、明朝)で統一します。サイズ・太さについては、氏名やタイトル、強調すべきポイントなどで変化をつけましょう。
point 3 JIS規格書類で提出
ここでは、日本で一般的な「JIS規格」の履歴書でバランスの良い書き方を説明します。企業によってJIS規格を指定される場合があります。
フリーフォーマットでの提出も認められていますが、JIS規格の方が企業にとって必要な情報が一覧で表示できるため、正式書類として適切な情報提供が可能です。
あなたが在籍した学校名、専攻名を記載します。標準では高等学校卒業から記載します。
海外の学歴で学校名に国名が入ってない場合は、冒頭に【】などでくくり、国名を記載すると親切です。
短期留学や語学学校の在籍期間は、学歴欄の幅をとってしまい見づらくなることもあるため、備考欄を作成し、そこに「〇〇年〇月~〇〇年〇月 〇〇Language schoolにて語学留学」という記載の方がスッキリします。
あなたが在籍した企業名を記載します。
1社につき「株式会社〇〇入社」、「株式会社〇〇退職」の2行で完結するように記載してください。
転籍があった場合は、「〇〇株式会社へ転籍」と記載。
団体や官公庁などに在籍した場合は、「入団」「入庁」などの言葉になりますので、正しい日本語を確認してください。
ここに注意! 部署異動や企業詳細情報
あなたが所属している(所属した)部署名や、職種名などは職務経歴書に記載するので、異動や昇進した場合も、履歴書には別途記載の必要はありません。職歴欄の記載が多すぎると、読み手に実際よりも転職回数が多い印象を与えてしまう可能性があります。「雇用形態」「事業部名」「従業員数」「業務内容」は、記入不要。
ここに注意! アルバイト・インターンでの就業経験
特に記入は不要ですが、特別アピールしたい場合、ブランクを埋めたい場合は、最後に【補足】として記載しましょう。(例:〇〇年〇月~〇〇年〇月 〇〇ショップにてアルバイト勤務)
ここに注意! 退職理由
「倒産」「事業縮小」「事業撤退」「人員整理」などにより、退職勧告または解雇となった場合の退職は、「会社都合により退職」とします。それ以外については「退職」または「一身上の都合により退職」とします。